WEBサーバー(Apache)のhttpd.conf編集

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 Apacheインストールが終わったら、今度はApacheを自分用にカスタマイズしましょう。 Apacheの設定を変更するためには"httpd.conf"という設定情報をいじります。 この"httpd.conf"というファイルは、Apacheのインストールディレクトリ "Apache2"の中の"conf"というディレクトリに入っています。 "httpd.conf"はApacheを起動する際のパラメータファイルのようなもので、非常に重要です。

 同じディレクトリに入っている"httpd.default.conf"というファイルは、 Apacheインストール時点では"httpd.conf"と同じ内容です。 これは"httpd.conf"のバックアップファイルであり、 "httpd.conf"をいろいろといじり倒した挙句にApacheが動作しなくなってしまった場合は、 "httpd.default.conf"をコピーして"httpd.conf"とすることで、 Apacheインストール時の初期状態に戻すことができます。 くれぐれも"httpd.default.conf"はいじらないようにしましょう!

 それでは、"httpd.conf"をテキストエディタで開いて、下記の確認・変更をしてください。 "httpd.conf"編集時はこまめに保存し、適宜Apacheを再起動して正常動作を確認しながら進めましょう。

  1. Apacheのルートディレクトリ指定(57行目)
     ※補足 Apacheディレクトリの指定。 ルート(root)というのはUNIX等でよく出てくる表現で、 最上位ディレクトリ、つまり大もとのディレクトリのことです。

    ServerRoot "C:/Apache2"

     Apacheをインストールした"C:/Apache2"であることを確認。

  2. Apacheのポート指定(120行目)
     ※補足 Apacheが使用するポートを指定。 通常、HTTPプロトコルでは80番ポートを使用する。

    Listen 80

     80番ポートであることを確認する。

  3. 管理者メールアドレス(198行目)

    ServerAdmin (メールアドレス)

     自分のメールアドレスであることを確認。

  4. サーバー名(212行目)

    ServerName 127.0.0.1:80

     ループバックアドレス(127.0.0.1)であることを確認。

  5. ドキュメントルート(228行目)  ※補足 Apacheのルートディレクトリ指定で、 このディレクトリの中身がインターネット上に公開されます。 なお、Windowsではフォルダの区切り文字として"\"マークを使いますが、 "httpd.conf"内では"/"マークを使いましょう。 ("httpd.conf"内の31行目あたりに注意書きがあります。)

    DocumentRoot "D:/koukai"
    (WEBサーバー上で公開したいディレクトリを指定します。)

  6. メインディレクトリの設定(253行目)
     ※補足 ここの設定は基本設定であり、後から個別に機能を追加することもできます。

    <Directory "D:/koukai">
    (Apacheドキュメントルートと同じディレクトリ)

    Options ExecCGI
    (これはCGIを許可する例です。設定可能なオプションの詳細は下表。)

    AllowOverride None
    (".htaccess"の使用可否です。".htaccess"については別章をご覧下さい。)

    Order allow,deny
    Allow from all

    (外部からのアクセス許可設定です。)

    Apacheの"httpd.conf"で設定可能なオプションの詳細は下表のとおりです。
    オプション概要
    None全オプションを無効にする。
    AllMultiViews以外の全オプションを有効にする。このオプションは使用しないで個別に指定しましょう。
    IndexesINDEXファイルがないときにファイルやディレクトリの一覧を表示します。必要なければ使用しない。
    IncludesSSI(Server Side Includes)を有効にする。SSIを使いたい場合のみ指定。
    FollowSymLinksシンボリックリンクを有効にする。指定しない。
    SymLinksifOwnerMatch所有者が一致する場合のみシンボリックリンクを有効にする。指定しない。
    ExecCGICGI(Common Gateway Interface)を有効にする。CGIを使いたい場合のみ指定。
    MultiViewsContent Negotiation機能を有効にする。使いたい場合は指定。

  7. インデックスファイル指定(321行目)

    DirectoryIndex index.html index.html.var
    DirectoryIndex index.htm index.htm.var

     "http://www.ponko2.com/"や"http://www.ponko2.com/link/"等のディレクトリ名で 呼び出されたときに表示するファイル名の指定です。 ここでは"index.htm"を追加していますが、"index.cgi"等を追加することもできます。

  8. Readme,Header指定(601,602,608行目)

    #ReadmeName README.html
    #HeaderName HEADER.html

    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t

     上記の記述の先頭に"#"をつけてコメントアウトします。

  9. 言語優先順位の指定(682,701行目)

    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw

    #AddDefaultCharset ISO-8859-1

     上のように書き換えて、日本語を優先言語とします。(最新版ではAddDefaultCharsetは無いようです)

  10. CGI等のハンドラー設定(777,782,787行目)

    AddHandler cgi-script .cgi
    AddHandler send-as-is asis
    AddHandler imap-file map

     必要に応じて"#"を削除して有効化します。

  11. SSI使用設定(802,803行目)
     (SSIを使用する場合のみ有効化)

    AddType text/html .shtml
    AddOutputFilter INCLUDES .shtml

     "#"を削除して有効化します。

 Apacheの"httpd.conf"設定は以上です。 Apache起動時にエラーとなった場合は、Apacheのエラーログに"httpd.conf"内で設定が誤っている行番号が表示されるので、 エラー原因特定の参考にしてみてください。

こちらは管理人のおすすめです。もしよかったらご覧ください。

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